オランダには、とても古いオルガンがたくさんあります。
フローニンゲンにあるマルティーニ教会のオルガンもその一つ。教会は13世紀頃に建築され増築を重ね、オルガンも15世紀半ば頃から作られ、それ以降も増築を続けてきました。
18世紀の文献に、このマルティーニ教会のオルガンの Vox Humana ストップ(パイプオルガンの音色)は良いオーボエの音と非常に良く似ているという記述があり、とても興味深いと思ったのでその音を聴くためにマルティーニ教会へ行ってきました。
Vox Humana とはラテン語で人の声を意味します。マルティーニ教会のオルガニストに協力頂き音を聴かせて頂きました。彼は、Vox Humanaはオーボエというよりヴィオラ・ダ・ガンバの音色に近いのでは?と言っていましたが実際に聴いてみたところ、なるほど、、非常に興味深い、、もしかしたらこのような感じの音が当時の”良い”と思われていたオーボエの音に近いのかもしれない、と感じました。ヴィオラ・ダ・ガンバは人の声に最も近い楽器と言われますが、オーボエもまた人の声のようだと表現されることも多いと思います。また18世紀のオーボエを”雄弁”であると描写している記述もあります。
Vox Humana と Hautbois のストップの録音あげてみました。あまり良い録音ではありませんが、興味のある方はよろしければ聴いてみてください。
フローニンゲンにあるマルティーニ教会のオルガンもその一つ。教会は13世紀頃に建築され増築を重ね、オルガンも15世紀半ば頃から作られ、それ以降も増築を続けてきました。
18世紀の文献に、このマルティーニ教会のオルガンの Vox Humana ストップ(パイプオルガンの音色)は良いオーボエの音と非常に良く似ているという記述があり、とても興味深いと思ったのでその音を聴くためにマルティーニ教会へ行ってきました。
Vox Humana とはラテン語で人の声を意味します。マルティーニ教会のオルガニストに協力頂き音を聴かせて頂きました。彼は、Vox Humanaはオーボエというよりヴィオラ・ダ・ガンバの音色に近いのでは?と言っていましたが実際に聴いてみたところ、なるほど、、非常に興味深い、、もしかしたらこのような感じの音が当時の”良い”と思われていたオーボエの音に近いのかもしれない、と感じました。ヴィオラ・ダ・ガンバは人の声に最も近い楽器と言われますが、オーボエもまた人の声のようだと表現されることも多いと思います。また18世紀のオーボエを”雄弁”であると描写している記述もあります。
Vox Humana と Hautbois のストップの録音あげてみました。あまり良い録音ではありませんが、興味のある方はよろしければ聴いてみてください。
vox_humana_1_organ_in_martinikerk_groningen_2_copy.m4a |
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